PROFILE

ペットロス座談会は、ペットロスのセルフヘルプグループです。
カウンセリングやアドバイスがメインではありません。
気持ちを話す、温度差なく聴いてくれる人がいる、それだけですが、話しても大丈夫な場所がある事が、心の支えになる時もあります。
その時々で雰囲気も違うでしょうし、あまり肩肘はらず、皆さんと時間を作っていけたらと思っています。
今のところ、年に3〜4回開催予定で、日程はHPでお知らせします。
キッカケ

私は以前、ガガオという黒猫を飼っていました。生後半年くらいの頃保護し、そのままウチの子になりました。
わんぱくで甘えん坊で、笑いが絶えない毎日になりました。
保護猫でしたので、外の世界を知っています。家猫で居させるのが難しい子で、その日も、ポーンと朝飛び出して、夕方になっても帰って来ません。
心配で心配で、キャリーを持ってアチコチ探し回りました。
新潟市中央区の動物病院すべて、愛護センター、ケガをして運ばれた黒猫はいないか問い合わせました。
3日経ちました。何かあったんだ…生きた心地はしません。
勇気を振り絞って、最後に清掃センターへ電話をしました。
3日前、近所で黒猫の遺体を回収したと言われました。

…迎えに行かなきゃ、ガガオが待ってる。

ガガオは眠っているように丸くなってキレイな遺体でした。
悲しいと言うよりは、やっと見つけた!家に帰ろう!という安堵感が強くて、しばらくは涙も出ませんでした。

葬儀が過ぎてから、辛かったです。
仕事中は涙をこらえ、休日は疲れ果てて動けない、最初の一か月は毎日泣いていました。
3ヶ月くらいは、休日ウツのようだったと思います。

その時思いました。
ペットロスを話せる場所があってもいいんじゃないかな…と。

ペットロスは、死後だけではありません。
ターミナルケアをしている飼い主さんも、不安をたくさん抱えているはず…
ペットが行方不明のまま、気持ちの整理がつかない人もいるのでは…

そんな気持ちを話せる場所を作りたい。

それが始まりでした。


                            ペットロス座談会 小さな庭
                                                         管理人🐾