ペットロスの心理過程

最近、SNSのペット友達(と、私が勝手に思っている)の大切なペットが、虹の橋を渡りまして、どれほどの悲しみだろうか…なんて、想いを馳せてみたりしています。

一方で、ペットロスって何ですか?
初めて聞きました、という方にもお会いしまして…

ちょこっと、ペットロスの心理過程なんて書いてみようかと思いました。



ペットロスの心理過程

①衝撃期
ショック、無感覚、思考低下、不眠、食欲不振
予期せぬ別れなど、心がついていかない
ショック状態のため悲しみの感情は薄い
突然のストレスにどう対処すればいいか分からない、等

②悲痛期
悲しみ、自責、後悔、罪悪感等
ショックが治まるか、予期していたお別れが訪れる
悲しみ怒り等が生まれ、最も苦しい時期
周囲の理解が必要な時

③再生期
現実の受け入れ、折り合い、立ち直り
急性期の悲しみは治まる、悲しみの解放
ペットがいない生活に慣れ始め、前向きになってくる
この時期に大切なのは、理解してくれる聞き役がいること

④回復期
再出発、希望、日常生活を取り戻す
悲しみがほぼ治った状態
亡くなったペットとの出会いの意味が見出せる
新しいペットを迎える事を考え始めたりする



と、主に四段階になっていますが、これがスムーズに進む訳ではなく、例えば、悲痛期と再生期を繰り返したり、悲痛期が長くなってしまったり、一筋縄ではいかないものです。

心身共に疲れ果てて、心が空中分解してしまいそうな時、あなたは今ココだよ、苦しいけど、どの段階にいても、回復に繋がっているよ、と。
悲しみで訳が分からなくなっている心の立ち位置を見せる、それだけでも、気持ちが違ってくるかもしれません。

なんて言ってますが、自分が悲痛期真っ只中の時、これを見せられても、…だから…?なんて言っていたかもなぁ…



ペットロス座談会 小さな庭

飼い方講座やしつけ教室はあるけれど、 お別れについて話せる場所が無い… ーたかがペットでしょ?ー ーまだメソメソしてるの?ー 心無い言葉で更に傷付きそうで、悲しみを表せなかったり…ペットロス座談会は、カウンセリングもアドバイスもありませんが、抱え込んだ気持ちを話しても大丈夫な場所です。話せる場所 を作る事で、人と動物の役に立ちたいと考えています。

0コメント

  • 1000 / 1000